JFIトレードフェア 2016秋 ベストプランツ賞
2016年9月24日にJFIトレードフェア2016秋を開催し、全国より多くの方々が一堂に会して、商談や活発な情報交換が行われました。また来場された皆様方には運営にご協力頂き誠に、ありがとうございました。
さてそんな中、恒例のイベントになりました「ベストプランツ賞」の審査が前日に行われました。こちらは、一般消費者の方に審査頂き、総エントリー数37件の中から選ばれたものです。今回はその受賞理由と、受賞された方々のインタビューをあわせてご紹介します。
【誰かに届けたい 部門】
「誰かに届けたい部門」は蘭工房 様の「PHAL.‘アカネ’」が選ばれました。
一般消費者の方からは、「花色がステキ」、「木目調の鉢がステキ」という意見を頂きました。
アカネ(茜色)は、蘭としては馴染みのない色合いですが、色そのものとしては「茜色の空」と形容されるように、夕焼け空のイメージとして親しみがわきます。なんだか、懐かしい情景が思い浮かんでくるステキな花色です。そして、そんなイメージを優しく包み込んでいるのが木目調の鉢。まさに「贈り主の温もりが伝わるプレゼント」ですね。
蘭工房様によると、この「PHAL.‘アカネ’」は、じっくりと花が咲いてくる特性のため長く楽しめるそうです。今回が、新作としてのお披露目だったそうですが、きっとこの花の特性のようにじっくりと長く楽しまれる商品に育って行くことと思います。
【おうちの周りを彩りたい 部門】
「ミニバラ‘ポリアンサローズ’」 コマツガーデン 様
「おうちの周りを彩りたい部門」はコマツガーデン様の「ミニバラ‘ポリアンサローズ’」が選ばれました。
一般消費者の方からは様々な意見を頂きましたが、形容すると「キュート」の一言に尽きます。
ポリアンサローズはころころとした丸い花が人気ですが、今回受賞のポリアンサローズはスタンダード仕立て。購入した、または贈り物として頂いたその瞬間から・・・いいえ、店先に並んだ瞬間から目を引きます。そして、寄せ植えの主役としても楽しめます。かわいいだけじゃなくて、気の利いたバラ苗なのです。
コマツガーデン様によると、このバラはこだわりの接木が施されているため病気に強く丈夫であり、初めての人にも育てやすいそうです。まさに「おうちの周りを彩り続けるバラ」ですね。
【おうちの中に飾りたい 部門】
「おうちの中に飾りたい部門」はハピネスグリーン様の「ヨセウエ 紅葉浪漫おわん寄せ」が選ばれました。
一般消費者の方からは、和室や玄関に飾りたいと具体的な場所が挙げられていました。さらに、皆が共通して「おうちの中で秋(紅葉)を感じたいから」という理由をコメントしてくださいました。美しい秋の情緒を感じさせる商品だから、まさに、「おうちの中で飾りたい」ですね。
ハピネスグリーン様によると、今回の寄せ植え(ヨセウエ)は、「(受賞者の)祖母が足を悪くして外に出られなくなった時、家にいても季節(紅葉)が楽しめるように」という思いで開発されたそうです。また、実際に紅葉狩りへ出かけ本物を見て、感じるようにしているそうです。このような消費者目線の商品開発が評価されての受賞だと改めて実感します。
【当日審査 部門】
「PHAL.‘アカネ’」 蘭工房 様
「当日審査部門」は蘭工房 様の「PHAL.‘アカネ’」が選ばれました。「誰かに届けたい 部門」とのW受賞です。おめでとうございます。
以上ベストプランツ賞審査結果の発表でした。
次回はJFIトレードフェア2017春にてベストプランツ賞審査を予定しております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
トレードフェア実行委員会 坂 賢忠